(4-5) エボラへ <ポルトガル編> (旅行記)
エボラへ行く
まず、バターリャへ寄る。ここの世界遺産サンタ・マリア修道院を訪問。ゴシック建築の修道院。建物・回廊・修道院の後・何もかも美しい建物である。建物自体大きく落ち着いた安定感のある構成になっていて、それでかつ、迫力のある建物である。

中に入ると、ゴシック特有の高い天に届けと言うばかりの天井に圧倒される。左右の壁・前方一番奥の像の上には、ゴシック特有のカラフルではあるが落ち着いた印象を受けるステンドグラス窓が見事に明かりを灯している。

回廊に行くと、なんかイスラムの回廊を思わせるデザインの大きな広々とした気持ちの良い空間が広がっている。突如、大雨が音をたてて降ってきた。回廊の屋根から大量の水が流れ落ちてきて、回廊から、幾何学模様の庭園の上に漂う水煙の先に、ゴシック様式の教会が見えて神秘的である。

タイミングがあまりにもいい。中の見学を終えて外に出ると雨がパタッと止まっていた。天気予報では毎日雨なのに、傘はほとんど使わなかった。バスから降りると、雨がやみバスが走ると雨が降るのである。

昼食ナザレの海の見えるレストランでイワシの塩焼き。体長15センチくらいのおいしそうに焼けたイワシが3匹。これで十分。とても美味しかった。食後はケーブルカーで急勾配の坂を登り、ナザレの美しい海岸が一望できる展望台へ。昔ここから太平洋へ多くの船が出て行ったに違いない。少し先に昔の(今も使っている)港が遠望できた。

<ポサーダの入り口↑>
これから、アレンテージョの古都エボラへ行く。今夜のホテルは世界遺産の旧市街に位置する修道院を改装したポサーダへ泊る。部屋の窓からは、ライトアップされた、修道院のクーポラがまるで額縁の中にある絵のように映って見えた。街の見学は明日です。


中に入ると、
回廊に行くと、
タイミングがあまりにもいい。
昼食ナザレの海の見えるレストランでイワシの塩焼き。
<ポサーダの入り口↑>
これから、アレンテージョの古都エボラへ行く。



