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<エジプト・ルクソール>

エジプト

(6-5) ルクソール  <エジプト編>        (旅行記)

船は、夜中のうちに進んで、明け方にはルクソールへ到着
本日は、ルクソール西岸観光。ナイル川西岸は、死者の町といわれて、死後の土地・墓の場所である。王家の谷、ハトシュプスト女王の葬祭殿、王妃の谷、メムノンの像を見学する。

いつも通り、一番グループで船を出て、王家の谷へ。ここは、王様の墓が、点在している。ピラミッドを造ると盗賊に宝物を盗まれるので、王さまは、王家の谷に自分墓を造って、埋葬した後、山を崩してわからないようにしたのだ。ここには、今まで発見された墓が62か所。一番最新が、有名なツタンカーメンの墓である。
    王家の谷
しかし、暑い。岩しかない、荒れた谷だけのところである。汗が噴き出る。人が住めそうなところではない。造った人達も大変であったろう。それにしても、こんな暑いところへ、世界中からこんなに多くの人たちが来る。。。大人気の観光スポットであるからである。それだけの価値があるところである。頑張って3ケ所の墓を観ました。昨日までの、アフマンさんの説明で、エジプト象形文字の読み方が少し理解したので、こんな意味のことが書いてあるのだろうということが分かるようになった。そうなると墓めぐりもおもしろいものである。
    王家
次は、ハトシュプスト女王の葬祭殿。ここも人気スポット。あふれんばかりの人でにぎわっている。すでに、35度。3月でもこんなに暑い。建物に行く途中のアプローチは、照り返しで、つらかった。8月は45度にもなるとのこと。想像もつかない。確かに美しい建造物であるが、遠目で見たほうが美しいと思ったのが私の印象。次は王妃の谷へ行った。ここも、荒涼とした谷も中に王妃たちの墓が続いている。
    子供
TiTi王妃の墓を見学した時点で体力の限界。休憩所での日陰の下で、涼んだ。少し、休むと、余裕が出た。真っ青な空の下に、荒々しい岩肌が続いている、殺伐としたところである。良くこんな所へお墓を造ったものである。死後蘇るためには、自分の体を残しておかなければいけない。そのためには、墓荒らしに、蘇り後の生活用品や自分の心臓を荒らされたくない一心でこのような所へ墓を造ったのである。なお、王妃の谷は、ほとんど人が来ない。ゆっくり、見学ができる。穴場である。王族たちの死生観を体験できる、貴重な場所である。
    エジプト
午後一時には、船にもどった。今日の観光はこれでおしまい。美味しいワインを飲みながらの、昼食を取る。部屋に戻ってゆっくりナイル河を観ながら、絵葉書書き、旅行記整理を始める。書いているうちにワインが効いてきて、眠くなったので、すぐベッドへゴロン。これが、クルーズのよいところ。2時間ほど爆睡して、起きて、PC操作。遠くにコーランの音楽が聞こえてきた。ここはアラブ世界であることを再認識した。
    エジプト

ルクソール東岸見学

アフメッドさんにお願いして飛行機の出発時間に合わせて、チェクアウト時刻を11時まで延長してもらう。つまり、見学開始出発時刻は11時。それまで、ゆっくり朝食を取り、パッキング。
   エジプトケシキ   

マクドナルドで、遅い昼食。クオーターパウンダーのセット、27エジプトポンド。結構高い。ハンバーグのサイズは日本の2倍ほどの大きさ。味は同じく美味しい。
ここで日本からの卒業旅行中の学生さんのグループに会う。暑さから水分をたくさんとり 水あたりで下痢気味とのこと辛そう。
現地購入の水は ミネラル分が多いので 水を買うときは注意が必要。
日本の添乗員さんの中には 日本から水を持っていけという人もいるそうだ。
そこで 私たちは 日本の水に近い軟水をもっぱら購入した。"NESSTlE"というメーカー(アメリカ製)の水だ。 おかげで 一番心配した下痢にも一度もならずにすんだ。
ルクソール遺跡も砂に埋まっていたそうで発掘前の風景が博物館で展示されている。 居並ぶ巨大な円柱のレリーフが素晴らしい。
映画 ナイル殺人事件にも使われたので おなじみだろう。
木陰もなく 円柱の陰でしばしの涼を取る。暑さとの戦いだ。
持っている冷たい水がすぐぬるま湯になる。

飛行場へ行き、カイロへ飛ぶ。空港近くのノボテルホテル。ビジネスホテルのように、殺風景なホテル。まあ、泊るだけだから、いいか。明日は、フランクフルト経由、バンコク経由、プーケットまでの長旅なので、荷物を、夏物・冬物に分けて整理して、早めに消灯。



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