(7-5)　チェンマイヘ　　　＜タイ編＞　　　　　　（旅行記）

飛行機を降りると　空気は　さっぱりとして風もすがすがしい。プーケットより湿度が低く快適である。

空港にはタクシー手配会社があり　行き先を告げると料金を明示したレシートと運転手を紹介してくれる。車はトヨタの新車でよく手入れされ、大きな２つの荷物もすんなりトランクに収まりとても快適だった。

多くの日本車が次々と　追い越していく。スズキ、ニッサン、ホンダ、トヨタなど　タイに工場があるので　輸入関税もなく安く購入できるとのこと。

３０分程のドライブでチェンマイの街中を抜け郊外のホテルに着いた。
町の印象は、こぎれい。雑然としたところがなく整理整頓された家並みが続く。
３０年ほど昔の日本の風景を想い出させる。
     
フォーシーズンズ　チェンマイに着くと冷たいおしぼりとジンジャーティのサービス。日本人スタッフの美智子さんが対応してくれた。
     
ロビーに続くオープンテラスからは稲田が見渡せる。それを取り囲むようにタイ風のコテージが点在する。日本人には馴染みの稲田の景色にほっとする。
水牛までいるではないか。

借景の遠くに見えるはずの山々がかすんでいる。ラオスからの野焼きの煙がひどく、ここ何日か飛行機まで欠航するほどの煙害が出ているらしい。
       
部屋に案内されびっくり。私たちは　ガーデンビュウの安い部屋を頼んでいたのだが主人の退職祝いとのことで　稲田に面したテラスのある部屋にアップグレードしてくれたのだ。おまけに　お祝いのワインまで　クーラーに用意されていた。
早速　テラスで　乾杯。

その後ホテルを散策　貸自転車を見つけ　村の探検へと出かけた。
係りの人が　周辺の地図と　万が一迷った時のために携帯を持たせてくれた。。
おまけに水まで自転車にセットしてくれた。行ってきまーす。

ホテルの周りは　まだ民家が少なくお店も日本の田舎で見かける個人商店。
夜になったら真っ暗になるであろうと思いながら　川沿いの道、　林の中の道を
気分良く走る。ぐるっと一周して３０分くらい。ホテルに戻った時には汗びっしょり。
       
シャワーを浴び　夕食にはホテルの中にある　おいしいタイ料理レストランで伝統的なタイ料理のコースを頼んだ。月明かりと稲田に灯る燈明の元
テラスでいただく食事はとてもロマンチックだ。虫の音に聞き入りながら　眠りに就いた。